宝飾品のお手入れの仕方


ジュエリー全般 <お取り扱いの基本>

 

意外と忘れがちな事ですが、入浴・温泉に入る時には宝飾品ははずして入りましょう。

 

K18ゴールドなども入浴剤・温泉成分によっては変色してしまいます。

 

また同様に夏など汗をかいた後は、帰宅後、軽く汗を拭き取るのを習慣にして下さい。 汗の成分による変色を防ぎます。

 

 


硬度の高い石(硬い石) : ダイヤモンド・ルビー・サファイヤ

 

硬度の順位は「ダイヤモンド > ルビーとサファイヤ」となります。

もともとルビーとサファイヤは同じ鉱物で、色によって名称が異なります。

他の石やパールなどの宝飾品と無造作に同じケースにしまっていると、他の宝飾品に傷を付けてしまいますのでご注意下さい。

ダイヤ・ルビー・サファイヤなどの汚れが酷い場合は、中性洗剤などを少し暖めた(お湯などで割った)溶液に1時間くらい浸して、その後歯ブラシなどで裏面をブラッシングして付着している汚れを落として水ですすいで下さい。 その後、乾いた布で良く拭いて大切に保管して下さい。

 

エメラルド

 

ダイヤモンド・ルビー・サファイヤと並んで4大宝石の一つのエメラルドではありますが、他の3つと違ってとても繊細です。 その為、肉眼でも大概のエメラルドの内包物は認識することが出来ます。 エメラルドの汚れが気になる場合は、人肌程度のぬるま湯で歯ブラシなどでブラッシングする程度にして、後は乾いた布で良く拭いて大切に保管して下さい。 超音波洗浄機は厳禁です。

 

オパール・琥珀

 

両方ともに鉱物と言うよりも、オパールはタンパク質が化石化したものですし、琥珀も樹液が化石がしたモノでなので大変に柔らかいです。 (琥珀は良く燃えます)

他の宝石類と一緒にしておくのは厳禁です。 それ以上にオパールなどは乾燥に非常に弱いので、直射日光が当たる場所や常に高温になる様な場所(テレビの横)などには置くのは厳禁です。変形・変色の原因となります。

汚れが気になる場合はオパールは人肌程度のぬるま湯で歯ブラシなどでブラッシングする程度にして、後は乾いたやわらかい布で良く拭いて大切に保管して下さい。 超音波洗浄機は厳禁です。

 

パール ・珊瑚

 

酸にとても弱いので、梅雨時や夏場などに汗をかいてしまった日には帰宅後、乾いた柔らかい布で軽く拭いてから大切に保管して下さい。  退色・退輝の原因になります。

 

トルコ石・ラピスラズリ

 

大変柔らかいので超音波洗浄機は厳禁です。  石が崩れる場合があります。

また石の性質上、多孔性なので化粧品の油や汗などを吸収しやすいので長期に渡っての変色は仕方がないかも知れません。 ただ石の性質をわきまえてクリームや油の付いた手ではあまり触らない方が良いでしょう。 使用後は乾いた柔らかい布などで汗を拭う程度で大切に保管して下さい。

 

その他の貴石・半貴石

(キャッツアイ、アクアマリン、ガーネット、スピネル、瑪瑙・水晶系 etc.)

 

汚れがひどく気になる場合は中性洗剤の溶液(ダイヤモンド・ルビー・サファイヤと同様の溶液)に浸して歯ブラシでブラッシングで大丈夫です。 だだデザインによっては糊付けされている場合があるので、石の留め具合がどの様な形式かを良くお確かめになってからお手入れして下さい。

 


石の浄化の仕方

 

目に見えないエネルギー的なお話しです。

 

ジュエリーのオーラと考えて下さい。

 

宝飾品についている石をエネルギー的に浄化したい場合は、基本的に流水でしばらく洗うだけで十分です。 

 

他にホワイト・セージやお香の煙にくぐらせて浄化させる方法もありますが、熱に弱いオパールや琥珀などには不向きです。 

 

それでも、どうしても薫香浄化をしたい場合は、くれぐれも火元から離して気をつけて行って下さい。

 

 

詳しくは 「石の不思議なお話し:浄化の仕方」をご参照下さい。